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後藤 瞳さん [ペットトリマー](30代)

八街市在住。小学生の娘を持つママであり、現在は子育てに奮闘しながら、ペットトリマーとして働いている。犬が大好きで、自宅では数匹の犬を飼っている。

閉店までに、「お姉さんの空間」を
娘にも味わってもらいたい。

普段はトリマーのお仕事をされている後藤瞳さん。柔らかい雰囲気が魅力的な女性です。後藤さんにとって千葉パルコは、学生時代の思い出がぎゅっとつまった特別な場所とのこと。また、今回初めて娘さんを連れて千葉パルコに足を運んだそうです。娘さんの千葉パルコへの感想を聞いて、中学生の頃の気持ちを思い出したということもあり、青春時代のキラキラした思い出をたくさん語っていただきました。

学生時代からずっと、待ち合わせにちょうどいい場所なんです。

「通っていた専門学校が千葉にあったので、学生時代には友だちとよく足を運びました。好きだったショップはLAWRYS FARMです。あと当時、友だちの間でショップバッグを集めるのがブームになったんですよ。ちょっとお姉さんのブランドのショップバッグを持つのがオシャレ、っていう。中学生の時にはムラサキスポーツのバッグが人気だったんです。だから、千葉パルコはムラサキスポーツのイメージも強いですね。今は子どもがいるので来る頻度は下がってしまいました。それでも、学生時代の友だちと会うってなった時に、待ち合わせの場所は必ず千葉パルコです。千葉パルコって、規模的にも待ち合わせにちょうどいいんですよ。待ち合わせ以外にも、一人でふらっと来てLAWRYS FARMを覗いたり、スタバでコーヒーを飲んだりしますね」

千葉パルコが後藤さんの青春時代を彩った存在であることが伺えますね。当時からお付き合いされているご友人との待ち合わせ場所が、必ず千葉パルコであるという点から、後藤さんにとって、千葉パルコが非常に思い出深い場所であることが想像できます。

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千葉パルコは子どもにとって、「お姉さんの空間」。

「千葉パルコに初めて来たのは中学校一年生の時です。友達に誘われて、男二人・女二人で来ました。ちょっとませてたかもしれませんね。でも、これはダブルデートではなかったと思うんですけど(笑)。その時は『大人の世界に足を踏み入れた!』っていう、ちょっと浮き足立った感じでしたね。お小遣いもそんなにもらっていないので、特に何も買っていないと思うんですが、ただ歩くだけでもお姉さんの空間だなぁって思ってました。今日、9歳の娘と初めて来たんですが、娘も同じ感覚のようです。いつもよく行くアウトレットとは違う、お姉さんみたいな感じがする、って」

千葉パルコには様々なショップが軒を連ねていますが、若い女性に人気があるショップも非常に多く、後藤さん親子共々「お姉さんの空間」という印象を受けたことに非常に納得ができます。少し背伸びしてでも来てみたいと思う魅力ある場所、それが千葉パルコなんですね。

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閉店前にもう一度、娘と一緒に来たいです。

「千葉パルコが閉店するというのは、携帯のニュースで知りました。まずはびっくりしたのと、ちょっと寂しい感じがします。千葉パルコはあって当たり前で、なくならないものだと思っていた。なくなると聞いて初めて寂しいっていう気持ちが湧いてきました。学生時代によく千葉パルコで待ち合わせをした友達とは、残念ながらまだ閉店の話をしていないんですけど、きっと同じ気持ちじゃないかな。私の住む八街の人にとって、千葉パルコっていうのは手軽なオシャレが実現できる場所。普段着よりはワンランク上っていう感じですね。アウトレットは便利だし手頃な価格なのでよく行きますが、やっぱり千葉パルコは特別な場所です。それは、青春時代によく足を運んだという思い出があってのことだとは思いますが、やっぱりキラキラした場所だなぁと思いますね。この秋に閉店する前にもう一度、娘と一緒に千葉パルコに来たいですね。娘にも私と同じように、お姉さんの空間に足を踏み入れたワクワク感を感じてもらえたら、いい思い出になるんじゃないかと思います」

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学生時代の思い出を楽しそうに語ってくれた後藤さん。友だちと待ち合わせたり、ショップバッグを集めたりといった経験は、多くの方にも共通する思い出ではないでしょうか。また、この日初めて来たという娘さんは、最初は緊張していたようでしたが、楽しそうにショップで服や雑貨を見て、目を輝かせていました。40年という歴史の中では、親から子へ、そしてさらにその子へ、と受け継がれてきた歴史がたくさんあるはず。娘さんがいつか、この日のことを楽しかった思い出として語ってくれるといいですね。